R6 秋季リーグ戦 vs高岡法科大学

こんにちは!2年マネージャーの竹腰です。

秋季リーグ戦最終戦となります、高岡法科大学との試合の様子をお伝えします。

1部残留につながる大事な試合をどう戦い抜いたのか、ぜひご覧ください。

 

 

第1戦 9月28日(土)

 

金沢大 000 111 002 5 H12E3

高法大 201 002 01x 6 H13E1

 

初日は、1、2、3回ともヒットを放ち、三者で終わることなく、相手にプレッシャーをかけていきました。そして4回、山本優(1年・高岡第一)のスリーベースに始まり、淀川(2年・上田)の犠飛により、1点を返しました。そこで勢いをさらに付けた金大打線は、5回、6回も先頭打者がヒットを放ち、後続が続いたことにより、うまく得点につながっていきました。こうして高岡法科大にじわりじわりとプレッシャーをかけていく金大は、最終回に大きく動きます。先頭打者に"なぜかよく当たるんです、オレ”の平澤(2年・武生)が今回も死球で出塁。続く浜野(3年・小松)も自慢の選球眼で四球を選びました。そして、続く道下(3年・金沢桜丘)が渾身の一撃を放ち、1アウト満塁の特大チャンスを作り出しました。ここで出てくるのが金大不動の4番バッター加納(2年・御影)です。今回も4番らしくライト方向へのヒットを放ち、2点を返しました。しかし、惜しくも、あと1点及ばず、反撃はここで終わってしまいました。

いつでも金大を救う期待のバッター(左:山本優(1年・高岡第一)右:加納(2年・御影))

 

守備の面では、先発濵名(2年・羽咋)が先頭打者にヒットを打たれ、エラーが絡まり、初回2失点。その後は、ヒットを数本打たれるも、ぶれないメンタルで6回5失点自責1でリリーフに託しました。もう失点を許せない金大はここで、前大会好投の入口(2年・箕面自由学園)をマウンドに送り、見事無失点。8,9回を任されたのは二宮(2年・七尾)。先頭打者にヒットを打たれピンチを招くも、自身の好投と竹田(1年・高岡第一)が刺したことにより、最小失点でこの試合を終えました。

好リリーフを見せた二人(左:入口(2年・箕面自由学園)右:二宮(2年・七尾))

 

第2戦 9月29日(日)

 

高法大 000 000 0 0 H5E2

金沢大 003 301 x 7    H10E0

※大会規定により、7回コールド

 

緊張の第2戦は先発小野(3年・國學院大學栃木)が今季1のピッチングを見せました。

無失点、被安打5、4奪三振四死球0という他を寄せ付けないピッチングで、高岡法科大に一瞬の隙も見せず、完封しました。野手もエラー0で、まさにチーム一丸となった守備でした。この小野の好投には、金大打線が関係していました。

今季1のピッチングを見せた小野(3年・國學院大學栃木

この日、金大は打線がつながりにつながり、ヒット数10本という2桁を超える打線爆発がありました。3回に道下が相手のエラーで2塁まで快走し、続く竹田が死球でツーアウト1,2塁のチャンス。ここで、またまた4番の加納がレフト線へ貴重なタイムリーを放ち、2得点。今季で引退となる小山(3年・長野)が集大成の一打を放ち、この回計3得点となりました。続く4回も、先頭打者渡辺(2年・富山中部)の今大会初ヒットを筆頭に、3得点と高岡法科大を引き離していきました。そして、6回で1点を追加し、7回コールドで最終戦へと向かいます。

集大成にふさわしい渾身の一撃を見せる小山(3年・長野)

 

第3戦

 

金沢大 001 060 3 10 H14E1

高法大 000 000 0   0 H6E1

※大会規定により、7回コールド

 

運命の最終戦は、打線が思うように繋がり、大量の10得点!第2戦で今リーグ初ヒットを記録した渡辺が、4打数4安打の大暴れでチームの軸となりました。また、熾烈なベストナイン争いを広げる山本優が相変わらずの打撃センスでマルチ安打を記録しました。最終戦では、3年生が大活躍を見せ、道下、藤浦(3年・西尾)のタイムリーを放ち、この日チーム最多14安打で大量得点につながりました。

左:貴重なタイムリーを放つ藤浦(3年・西尾)右:レフト前を放つ渡辺(2年・富山中部)

 

終戦の先発は、自分の意思で名乗り出た小野。2戦目からの連投ですが、疲れを見せずに5回まで無失点の好投をし、金沢大学のエース格へと成長を見せました。特に5回は、ツーアウト満塁のピンチを招くも、気迫のピッチングで見事センターフライに打ち取り、役を終えました。6回からは、濵名の完璧なリリーフで強力な高岡法科打線を0に封じました。

二回を無失点に抑えた濵名(2年・羽咋

 

やることをやった!、もっている力を出し切った!全選手がそう言える最終戦になったのではないかと思います。今リーグは緊迫した試合や大量得点を許してしまった試合など、勉強になる試合がさまざまでした。ここで学んだことを日々の練習、自主練に反映させ、来春では1部残留はもちろんのこと、最高順位を目指してまいりたいと思います。あとは、高岡法科大と北陸大学の結果待ちです。無事に1部残留できることをチーム一丸となって祈っております。

 

高岡法科大学の皆様、そして金沢大学を応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!