こんにちは!3年マネージャーの森です。
リーグ戦全敗を喫していよいよ迎えた入替戦。
格上と言われたチームと互角に戦い勝利を挙げた、今春の勢いとは打って変わって、重なる敗北に屈辱と悔しさを痛感したこの秋。
チームとしても、いい流れを持ってくることができず、最後までもがき続けた、そんな7週間でしたが、泣いても笑っても、3年生の引退がかかる来春の命運が決まる重要な2戦。
そして、金沢大学硬式野球部を長きにわたり、見守り、時に厳しくも優しい言葉をかけてくださった指導者のお二人の最後の試合でもありました。
そんな、いろんな思いを背負って戦い抜いた2試合を振り返っていきます。
【第1戦】10/18(土)
金工大 002 000 001 3 H7E1
金沢大 012 004 01x 8 H10E1
迎えた初戦。マウンドにあがったのは、この秋もチームのために腕を振り続けた鋼のエース・濵名(3年・羽咋)。
テンポのいい投球でチームに流れを呼び込むと、2回裏、今季打撃に苦しんだ加納(3年・御影)がヒットで出塁。
チーム屈指の好打者の復活の一打を皮切りに、8番・淀川(3年・上田)9番・渡辺(3年・富山中部)の連続四球で1死ながら満塁のチャンスをつくります。
山本優(2年・高岡第一)が中飛に倒れ、2死となるも、夏からの躍進がとまらない山本悠(2年・小松)がきっちり四球を選び、先制点をあげます。
山本悠真(2年・小松)
この日猛打賞含む5出塁。1打点&2得点も記録。
淡々とチームに貢献し、2番バッターとしての役割をキッチリ果たします✨
ですが、この回押し出しの1点どまり。ここで心配されたのは、このチームの課題である、『点を取った直後の回の失点』。
下位から始まった相手の攻撃でしたが、先頭にヒットで出塁を許すと、きっちり進塁打で送られ、1死2塁のピンチを背負います。そして迎えた1番打者にファーストストライクを鮮やかにレフトに運ばれ、あっさり同点、なおも1死2塁のピンチで三盗を決められ、2番打者の三ゴロの間にランナーが生還。
いやな予感が的中し、あっという間に逆転を許してしまいました。
ふとこの瞬間、この秋、幾度となく味わった逆転負けの悔しさが私の脳裏によぎりました。
しかし、グラウンドで戦う仲間たちは誰一人あきらめてなどいませんでした。
逆転された直後の回、越野(2年・富山東)に代わって打席に立った林(2年・小松)が振り逃げでラッキーな形で出塁すると、集大成・平澤(3年・武生)が初球から職人のような犠打で1死2塁の好機を演出。
ここで打席に立ったのは、規定には2打席届かずもリーグ戦で.364の好成績を残した鍛冶(2年・富山東)。
ライトにぐんぐん伸びた打球は三塁打となり、同点、さらに加納の犠飛でまたも逆転に成功!!!
林恭太郎・平澤秀太・鍛冶陽斗・加納誠琉
相手のミスを逃さず、理想的な流れで逆転🔥
さらに6回。主将・淀川が意地のヒットで出塁すると、犠打に相手失策が絡み、渡辺も出塁。
山本優の犠打と山本悠の2個めの四球で1死満塁のチャンスをつくると、春ベストナインの正捕手竹田(2年・高岡第一)の中前打や平澤の犠飛、鍛冶この日2本目の得点打、相手投手の暴投もからみ、一挙4得点。
この日の声出し担当・竹田考案の『K(kanazawa)』『V(victory)』ポーズがたくさん見られたそんなイニングでもありました。

素敵なヒットパフォーマンス!特許とりましょう。

笑顔たくさん。私の大好きなチームです。
8回からは入口(3年・箕面自由学園)。いつにもましてキレキレな投球を見せたこの日は、4者連続三振を含む、6つのアウトのうち5つを三振で決め、チームに勝利をもたらしました。

濵名壱晴・入口貴仁
凛々しい顔つきの2人。投手陣をけん引するバディ、春もフル稼働してね。
【第2戦】10/19(日)
金沢大 100 000 100 2 H4E1
金工大 000 000 010 1 H9E0
ワンサイドで打ち勝った第1戦とは一転して、手に汗握る投手戦となったこの試合。
雨がちらつく中、先発マウンドを任されたのは、秋、鮮烈なデビューをかざった山田(1年・米子東)。
緊張の1戦を託される1年生投手にまずは援護と、山本優が先頭から四球を選ぶと、快足活かし盗塁に成功。
無死二塁からまたまた息を吐くように山本悠がヒットを放ち、2年生のなかよし山本コンビであっさり先制。
先輩らしい頼もしい姿を見せてくれました。
山本優人・竹田龍汰
金大野球部を1秋から支えている高岡第一産の2人のハイタッチは感慨深いものがあります
滑り出しはよかったものの、これ以降ヒットも散発の3本だけで、なかなかチャンスをつくることもできませんでした。
しかし、先発・山田は再三のピンチを背負いながらも、4回まで無失点の好投を見せます。
ターニングポイントとなったのは5回裏。
エラーで先頭の出塁を許すと、3番・4番に連打を浴び、無死満塁の大大大大ピンチ。
同点は仕方がないと私も腹をくくっていましたが、5番に三ゴロ打たせ、本塁封殺。さらには、6番から空振り三振を奪うと、7番にはファースト正面の打球を飛ばし、この絶体絶命のピンチを無失点で切り抜けたのです。
なんといっても、6番から奪った三振は、この日山田が奪った唯一の三振であり、まさに、ここしかないといった場面での渾身の一球でした。
山田恭吾
ポーカーフェイスの内側に闘志が垣間見え、この秋での成長が強く見えました。
公式戦初勝利おめでとう🎊
7回には、またも鍛冶がヒットで出塁、さらに犠打の間の相手の野選で林も出塁すると、淀川がきちっと犠打を決め、1死2,3塁の好機をつくります。
試合展開的に最後のチャンスと思われたこの場面で、9番・渡辺がライト方向に飛球を飛ばし、3塁ランナー鍛冶が生還。
この裏、6回から登板していた入口がソロ本塁打を浴び、1点差となっていたことを考えると、貴重な貴重な追加点、そして、Ⅰ部残留を決める決勝打となりました。

ベンチもとってもいい雰囲気でうれしいです☻
9回表の攻撃が三者凡退に終わり、流れもよくはないなか迎えた緊張の9回裏。この回もマウンドを託された入口は、先頭を出すも、テンポよく2アウトをとりますが、代打に死球を与え、逆転のランナーを出してしまいます。
見ている私も手汗が止まらず、いろんな思いが駆け巡り、ただ祈ることしかできませんでした。
その祈りが通じたのか、最後は、鋭い直球で空振り三振に仕留め、勝利、そしてⅠ部残留を決めました。
また、金浦監督と杉政コーチの最後を勝利で飾り、お二人の勇退にはなむけを贈ることができました。
お二人との最後のミーティングの様子は後日掲載いたします、令和7年度秋季リーグ戦の総評とともに綴らせていただきます。
対戦してくださった金沢工業大学のみなさま、そして、12試合を一緒に駆け抜けてくださった、応援してくださったみなさま、運営に携わってくださったみなさま、本当にありがとうございました。

応援ありがとうございました‼