こんにちは!3年の洞庭です。
今回は25日(土)、26日(日)に行われた高岡法科大学との入れ替え戦についてです。
1試合目
金沢大 100 000 112 5H10E2
高法大 010 000 000 1H7E0
初回の金沢大学の攻撃、先頭の鯰江(4年・彦根東)が四球で出塁すると、バントで1死2塁のチャンスを作ります。続く3番の松田(4年・遊学館)がレフトオーバーのタイムリーツーベースを放ち、先制に成功します。
しかし2回、高岡法科大学の先頭にヒットを許すと、送りバントと盗塁、フォアボールで2死1.3塁のピンチを迎えます。続く打者の放った打球が三遊間の緩いゴロとなりますが、これが内野安打となり同点に追いつかれます。その後は両チームの投手が好投を続けます。
均衡を破ったのは7回の金沢大学の攻撃、1死から8番の田中(3年・津)がレフトオーバーのツーベースヒットを放ちます。さらにパスボールでランナーが3塁に進みます。この場面で野崎(3年・金沢二水)がセンターへの犠牲フライを打ち、勝ち越しに成功します。8回には酒井(4年・金沢桜丘)のセーフティースクイズ、9回には1.3塁からのダブルスチール、さらに2死満塁から羽深がデッドボールをもらい、追加点を重ね勝利しました。
先発の北南(4年・金沢桜丘)は2回に1点を失いますが、終盤にかけて安定感を増していき、その後は相手に点を許さないピッチングを披露し、1失点完投勝利をあげました。
北南の粘りのピッチングと打線の終盤の畳み掛けが光った試合となりました。
2試合目
高法大 001 220 102 8H10E0
金沢大 000 010 100 2H11E2
金沢大学の先発は加毛(3年・羽咋)。立ち上がりは制球が安定し、素晴らしいピッチングを披露します。しかし3回、先頭をフォアボールで出塁させると、送りバント、ヒットで1死1.3塁のピンチを迎えます。続く打者に犠牲フライを打たれ先制を許します。4回には3本のヒットを集められ2点、5回にも3本のヒットで2点を失い点差を拡げられます。
反撃したい金沢大学は5回裏、1死1.3塁のチャンスを作ると2番の鈴木(3年・磐田南)がレフトへのタイムリーを放ち、1点を返します。さらに7回には川治(3年・三国)がタイムリーを放ち、1点を返します。
6回からは加毛に代わり、大根(2年・七尾)がマウンドに上がります。6回は相手打線を封じますが、7回と9回に相手打線につかまり点差を拡げられました。
相手以上のヒット数を記録するものの、打線がいまいちつながりませんでした。逆に相手打線に集中打を浴び、コンスタントに得点を重ねられ敗戦いたしました。
土曜日のダブルヘッダーで1勝1敗の試合結果となったため、入れ替え戦の結果は日曜日の第3戦に持ち越されることになりました。
3試合目
金沢大 020 020 100 5H15E0
高法大 000 000 000 0H0E0
金沢大学の先発は北南(4年・金沢桜丘)。昨日、1失点完投勝利をあげた中での連投となりました。初回にフォアボールでランナーを背負いますが、2者連続三振を奪い抑えます。2回にもフォアボールを出しますが、ここは相手打者をダブルプレーに仕留めます。
2回の金沢大学の攻撃、先頭の羽深(2年・秋田)がセンター前ヒットを放つと、続く打者がバントを決め得点圏にランナーを進めます。この場面で7番の内藤(3年・武生)が、ファースト強襲のタイムリーヒットを放ち先制します。さらに、続く田中(3年・津)がレフトオーバーのツーベースヒットを放ち2点目を奪い、北南を援護します。
5回には2本のヒットなどで2死2.3塁のチャンスを作ります。この場面でキャプテン松田(4年・遊学館)が打席に立ちます。松田は三塁線を破るタイムリーツーベースヒットを放ち2点を追加します。7回には2死から鈴木(3年・磐田南)がヒットで出塁すると、盗塁を決めチャンスを作ります。ここで3番松田が二遊間への高いバウンドの打球を放ち内野安打とします。スタートを切っていた鈴木は、この打球で一気にホームまで還りだめ押しの1点を奪います。
北南は3回以降非常に安定したピッチングを披露します。迎えた9回も0点に抑え勝利しました!この試合、北南は3回以降パーフェクトピッチングを披露し、出したランナーは1.2回のフォアボール2つのみとし、ノーヒットノーランを達成しました!本当に素晴らしいピッチングでした。
この試合の勝利により、金沢大学のⅠ部昇格が決定しました!昨秋の悔しさを胸に日々の練習に励んできた成果を出すことができたと思います。このリーグ戦は厳しい戦いとなりました。Ⅱ部リーグ戦を2位で終え、相手に1勝のアドバンテージがある中で戦ったプレーオフ。Ⅰ部の強豪チームと戦ってきたチームと戦う入れ替え戦。とても大変な試合でした。そんな中、キャプテンの松田やエースの北南を中心にチームがまとまれたことがⅠ部昇格を掴むことができた大きな要因になったと思います。また、応援してくださった皆様のご声援も大きな力になりました。このリーグ戦期間中、たくさんのご声援ありがとうございました!秋季リーグ戦で、Ⅰ部のチームと堂々と戦えるチーム作りを目指していきます。
また、このリーグ戦をもちまして、4年生の大半が野球部を引退します。引退される4年生の皆さん、今まで本当にありがとうございました!