R5春季リーグ戦 VS金沢星稜大学

こんばんは!3年の松下です。4月15日から17日にかけて、金沢市民野球場にて行われました、金沢星稜大学との試合の様子をお伝えします。

【第1戦(4月15日)】

金沢大 000 001 000 1 H7E4

星稜大 010 203 10× 7 H10E1

金沢大学の先発は今大会初登板の小林(3年・高田)。持ち前の安定感のあるピッチングで、初回の相手の攻撃を三者凡退に打ち取ります。2回にエラーが3つ絡み1点を先行され、4回にも2点を失いますが、崩れることなく試合をつくります。

反撃したい打線は6回、堤(4年・四日市南)がライトオーバーの三塁打で出塁すると、続く森(4年・金沢泉丘)がセンターに犠牲フライを放ち1点を返します。

しかしその裏、相手打線につかまり3点を失い差を広げられてしまいます。その後は相手投手をとらえることができず、1-7で敗北を喫しました。

 

【第2戦(4月16日)】

星稜大 000 001 000 1   2 H4E1

金沢大 000 000 010 2× 3 H6E1

※大会規定により10回はタイブレーク

この試合は緊迫した投手戦となりました。先発の脇田(4年・金沢桜丘)は立ち上がりから素晴らしい投球を見せ、5回まで散発2安打、無失点に抑えます。しかし、6回に一死一塁から、安打を浴びると野手のエラーが絡み、1点を先制されてしまいます。その後、二死満塁のピンチを迎えますが、最後の打者を三振に打ち取り、この回を最少失点で切り抜けます。7回は宮嵜(4年・七尾)、8回からは野路(3年・藤島)が力投を見せスコアボードにゼロを並べ、味方の反撃を待ちます。

先発で力投し、素晴らしい投球を見せた脇田(4年・金沢桜丘)

ランナーを出しながらも得点ができない金沢大学でしたが、相手のエラーをきっかけにチャンスを作ると、4番の中林(4年・金沢泉丘)が犠牲フライを放ち、ついに1-1の同点に追いつき延長戦にもつれ込みます。

逆転を呼び込むピッチング。野路(3年・藤島)はガチ。

10回からは無死一二塁からのタイブレークになります。10回表の相手の攻撃では二死二三塁から4番打者にタイムリーを浴びますが、センターの大平(4年・緑岡)の好返球で2塁走者を刺し、1点でしのぎ切ります。その裏、先頭の道下(2年・金沢桜丘)がきっちりと送りバントを決めると、堤(4年・四日市南)が犠牲フライを放ち、まず同点に追いつきます。そして、森(4年・金沢泉丘)がセンターオーバのサヨナラタイムリーを放ち、見事3-2で勝利を収めました。

値千金のサヨナラタイムリーを放った森(4年・金沢泉丘

 

【第3戦(4月17日)】

金沢大 100 000 000 1 H5E1

星稜大 100 120 30× 7 H8E0

金沢大学は初回、先頭の道下(2年・金沢桜丘)が四球で出塁すると、堤(4年・四日市南)、森(4年・金沢泉丘)の連打で前日の勢いそのままに無死満塁のチャンスを作ります。そして4番の中林(4年・金沢泉丘)がタイムリーを放ち1点を先制します。

2安打で好調をキープしている堤(4年・四日市南)

先制タイムリーを放った中林(4年・金沢泉丘

その裏、ヒットや四球でピンチを迎えると、併殺崩れの間に1点を失いすぐさま同点とされてしまいます。しかし、先発の宮嵜(4年・七尾)はその後の打者を打ち取り最少失点で切り抜けると、2回、3回と三者凡退に打ち取ります。しかし、4回に守備のミスで1点を勝ち越されてしまいます。5回には連打を浴び2点を失ってしまいますが、我慢強く投げ抜き後半戦に突入します。

先発で気迫のピッチングを見せた宮嵜(4年・七尾)

反撃したい打線でしたが、2回以降相手投手の変化球に苦しみ、2安打に抑え込まれてしまいます。そして、7回裏に2本の長短打などで3点を失い、試合を決定づけられてしまいました。1-7で敗北を喫し、勝ち点獲得は叶いませんでした。

 

勝ち点を獲得することはできませんでしたが、3試合とも締まった試合をすることができたのは今後の試合に向けてプラスになったと思います。第2戦のように、ピッチャーは無駄な四球を出さず、野手はエラーをせず一つ一つのアウトを積み重ねるなど、リーグ戦前からチーム内で言っていた「やれることをやる」というのができれば格上相手でも互角以上の勝負ができるということが分かりました。再来週の福井工大戦に向けて、チーム全体で良い準備をして、今度は勝ち点を挙げられるように頑張ります!

応援してくださった皆様、金沢星稜大学の皆様、ありがとうございました!